シルクスクリーンとは?

シルクスクリーンとは

シルクスクリーンとは孔版画の技法の一種であり、
インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版画の版を製版し、
印刷する技法です。
最も一般的なプリント手法で、
街で見かけるプリントアパレルのほとんどはシルクスクリーンプリントで出来ています。
色数が少なく、大量ロットのご注文に最適な方法です。

製版(色数)のしくみ

1色ごとに製版してインクを刷るので、色数分の版が必要になります。

【1色の場合】

ご入稿されたデータそのままを製版します。

【2色の場合】
色ごとに製版を分けて作成していきます。

【3色の場合】
同じく色数だけの製版が必要になります。


メリット
枚数が多くなるほど単価は割安になります。
色あせが起こりにくく、洗濯後の耐久性があります。
ご希望色にインクを調色してプリントが可能です。

デメリット
多種、小ロット(名入れ、背番号など)になると割高になります。
※上記の場合はシルクスクリーンとアイロンプリントを組み合わせることで解決できます。
色数分の製版が必要になります。
縫製部分や端ぎりぎりなど、位置によっては加工が出来ません。
ポリエステル素材の商品では、日が経つにつれ、プリント面に生地色が浮き出る「ブリード(逆昇華)現象」が起こる可能性がございます。

注意点
1mm以下のデザインや複雑な模様はインクがにじむ可能性があります。
ぼかし効果やグラデーションは必ず網点加工をしてご入稿して下さい。